不眠と安眠の基本

不眠の原因となる、5つのNG行動とは?

投稿日:2017-12-13 更新日:

①仕事帰りの電車やバスでうたた寝。

帰宅時の電車やバス。1日の疲れが一気に押し寄せ、たまたま座ることが出来た車内で、ついウトウト…。こんな経験をしたことがある人は多いはずです。しかし、この「帰宅時のうたた寝」こそ、夜中の不眠の大きな原因になるようです。
というのも会社帰りのこの時間帯は起床から11~12時間経過していて、人間本来のリズムから言えば、最も体が活発に覚醒しているべき時間帯です。その時間帯に眠ってしまうと、体のリズムが乱れて、今度は夜の睡眠が浅くなってしまいます。夜、不眠の結果、翌日に疲れを持ちこして、仕事を終えた後、また帰りの電車で寝てしまうという負のスパイラルに陥ります。会社帰りはどんなに疲れていてもなるべくなら座席に座らず、眠けを散らす努力をしましょう。それが、夜中の安眠、快眠につながるはずです。

②夕食後にコーヒーを飲む。

コーヒーが好きな人の中には、食後には必ず1杯のコーヒーを飲むような人もいます。でも、コーヒーに含まれるカフェインには、アデノシンという睡眠を誘発する物質をブロックし、眠くなるのを防ぐ作用があります。カフェインは脳内に4~5時間残留すると言われているので、仮に20時ごろに夕食をとり、食後にコーヒーを飲んだとすると、0時過ぎにベットに入る頃でもまだカフェインの影響で眠けが抑えられることになります。そういう訳で、どんなにコーヒーが好きなかたでも、不眠に悩んでいるのであれば、夕食後のコーヒーは控えたほうがいいでしょう。

③夜のコンビニに長居する。

夜のコンビニって、特に買う物もないのに、ついフラっと入ってしまいませんか?特に会社帰りに、家の近所のコンビニに寄ってから帰宅することが習慣化している人も多いのではないでしょうか。でも、この何気ない習慣が、夜の不眠の原因になっていたりします。というのも、本来、夜になると分泌が増えるメラトニンという睡眠誘発ホルモンが、コンビニの明る過ぎる照明によって分泌されなくなる可能性があるからです。その結果、寝つきが悪くなったり、眠りが浅くなったり、ひいては不眠スパイラルに陥ることになるわけです。会社帰りのコンビニは、用事がなければ立ち寄らない。立ち寄っても、あまり長居しないように心掛けましょう。

④ベッドでスマホを見る。

スマートホンは既に生活に欠かせないアイテムのひとつになっていますが、夜寝る前にベッドでスマホを見るのは、睡眠にとっていろんな点でNGのようです。まず、脳が覚醒します。せっかく睡眠を誘発するようなホルモンが出ているのに、スマホでメッセージや画像、動画を見ることによって眠けが吹っ飛んでしまいます。また、人間の脳は「場所」と「行為」をセットで記憶するので、ベッドでスマホを見ることが習慣化すると、ベッドはスマホを見る場所」という記憶が脳に刷り込まれてしまうことになりかねません。結果、ベッドに入っても眠れず、不眠症となります。

⑤眠れないので寝酒を飲む。

不眠が続くと心身ともに疲労がたまります。なかなか寝付けない夜には、ついアルコールの力を借りようと、寝酒を飲んでしまう人も多いのではないでしょうか?しかし、この「寝酒」という行為もまた、睡眠を妨げ不眠スパイラルに陥るNG行動です。
確かに酒を飲むとスパっと寝つきが良くなるように思えますが、一方で眠りの質は確実に低下すると言われています。アルコールが体内で分解されると、アセトアルデヒドという物質ができ、この物質が交換神経を刺激し、眠りを浅くします。お酒を飲んだ夜に何度も目が覚めた経験はありませんか?それはこのアセトアルデヒドという物質のせいですね。
 
*参考「週刊ダイヤモンド《攻める睡眠・守る睡眠》」

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